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Web制作の初回相談で、要望を聞く前に確認したいこと
お客様様との初回のご相談では、
作りたいページと一緒に「なぜ今、サイトを変えたいのか」を
聞きます。
背景が分かると、制作で解決する範囲と、先に確認する情報を
具体的にできるからです。
「今のサイトが古いので、新しくしたいです」
そう言われると、参考サイトや希望の色を聞きたくなります。
でも、古いと感じたきっかけは何でしょう。
スマートフォンで読みにくいのか、サービスが変わったのか。
そこで提案する内容は変わります。
「古い」の中身を分ける
見た目への不満と、事業上の困りごとは重なることもあれば、
別々のこともあります。
「古いですね」と同意するだけでは、何を直したらよいか
決まりません。
私は、ここを早く決めつけないことが提案の出発点だと思って
ます。相手の言葉を否定せず、具体的な出来事を聞きます。
決めつける前に、一度確かめることが大切なんです。
制作場面でどう考えるか
架空の訪問サービス会社を例にします。
担当者は「サイトが古い」と話しますが、背景を聞くと、
新しく始めたサービスが載っておらず、
対応していない仕事の問い合わせが届いていました。
この場合、新しい見た目にするだけでは説明が不足します。
提供中のサービス、対応地域、相談できる内容を整理してから、
ページ構成へ進む方が筋が通ります。
次の打ち合わせで使える質問
– サイトを変えようと思った、具体的なきっかけはありますか?
– 現在の案内と、実際のサービスで違うところはどこですか?
– 公開後、どんな相談が届けば今回の制作に意味があったと
感じますか?
質問の答えがすぐ出ない場合は、分からないまま確定させず、
確認先を決めます。
回答そのものと、こちらの解釈を分けて記録しておくと、
構成や依頼書へ反映するときに確かめ直せます。
確認したことを制作へつなげる
1. 相手が使った言葉を、そのままメモする。「古い」を自分の解釈で
「配色の問題」に置き換えない。
2. きっかけとなった出来事を聞き、確認できた事実と、まだ調べて
いない推測を別々に書く。
3. 「今回はこの問題を扱う」という一文を作り、打ち合わせの最後に
読み上げて確認する。
手元へ残すメモ
整理する項目
残しておく内容
相談の背景
サイトの問題だと感じた出来事
今回の目的
公開後に実現したい相談や行動
未確認事項
調べる内容・担当・確認日
背景を聞くことは、長い質問票を全部埋めることではありません。
答えが分からない項目は、確認先と確認日を決めて持ち帰ります。
その場で理由を作ってもらうと、推測が制作の条件になってしまいます。
共有するときの文例
以下は説明用の架空の文例です。実際の条件や、あなたが確認した内容へ
置き換えて使ってください。
> 本日の相談では、現行サイトの見た目だけでなく、掲載内容と現在の
サービスに違いがあることを確認しました。次回は、今受け付けている
サービスと、相談前に伝えたい条件を一覧にして確認したいです。
対象ページは、その内容をそろえてから提案します。未確認の項目は
別欄に残していますので、内容を確認できる担当者も教えてください。
検討のための仮の案なら、その旨も添えます。まだ確認していないことを、
相手が確定事項として受け取らないかを読み返してください。
よくある質問
初回相談で、すべての課題を確定するべきですか?
確定できる範囲を整理すれば十分です。調査が必要なことと、制作の前提として
合意できることを分けてください。
次の一手
次の打ち合わせでは、参考サイトを開く前に「今回、相談しようと思ったきっかけ」
を一つ聞いてみてください。
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