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サイトの目的が複数あるとき、優先順位をどう決める?
目的が複数あるサイトでは、対象者とページごとに優先する行動を決めます。
問い合わせ、採用、認知を全部なくすのではなく、同じ場所で同じ強さに
しないための整理です。
「営業にも採用にも使いたい。会社のことも知ってほしい」
よくある相談ですが、すべてをトップの最上部へ並べると、初めて見た人が
自分の入口を探すことになります。
事業の目的と、ページの役割を分ける
会社が持つ目的は複数あって構いません。
でも、一つの画面で最優先にする情報は検討が必要です。誰が、どこから来て、
何を判断するページなのかを決めると、ボタンの順序や説明の量を相談しやすく
なります。
決めつける前に、一度確かめます。
制作場面でどう考えるか
架空の制作会社なら、サービスを探す企業担当者と、採用を検討する求職者では
疑問が違います。
トップで事業内容と入口を示し、サービスページでは対応範囲や相談方法、
採用ページでは仕事内容や募集条件を詳しく案内する構成が考えられます。
トップだけに、両方の詳細を載せ切る必要はありません。
次の打ち合わせで使える質問
– 今期、サイトで優先して支えたい事業上の行動は何ですか?
– その行動を取る人は、どこから訪問しますか?
– 別の対象者には、どこに入口を用意しますか?
質問の答えがすぐ出ない場合は、分からないまま確定させず、確認先を決めます。
回答そのものと、こちらの解釈を分けて記録しておくと、構成や依頼書へ反映
するときに確かめ直せます。
確認したことを制作へつなげる
1. 事業の目的を出し、それぞれの対象者と行動を組み合わせる。
2. ページごとに主な対象と役割を書き、入口と詳細を分ける。
3. 情報の優先順位を依頼側と確認し、構成案に理由を添える。
手元へ残すメモ
| 整理する項目 | 残しておく内容 |
| 事業の目的 | 問い合わせ・採用などの目的 |
| ページの対象 | そのページを見る相手と入口 |
| 主な行動 | 優先する行動と別の案内先 |
優先順位を決めることは、担当者の声の大きさで選ぶことではありません。
根拠となる事業方針や相談状況を共有し、未確認なら決定を急がない。
ここを曖昧にすると、後のデザイン修正でも基準が動きます。
共有するときの文例
以下は説明用の架空の文例です。
実際の条件や、あなたが確認した内容へ置き換えて使ってください。
> トップでは、まずサービスを検討する方へ事業内容と相談の入口を示す案です。
採用情報も必要なため、入口を設け、仕事内容や条件は採用ページで確認
できるようにします。どちらかの目的をなくす提案ではありません。事業上の
優先順位と合っているかをご確認ください。想定している流入や対象者が違う
場合は、情報の順序から見直したいです。
検討のための仮の案なら、その旨も添えます。まだ確認していないことを、
相手が確定事項として受け取らないかを読み返してください。
よくある質問
トップページのボタンは一つにするべきですか?
数を固定する必要はありません。
対象者の入口を用意しつつ、主な行動が見つけやすいかで検討します。
次の一手
制作中のページについて「このページを見た人に、まず何を判断してほしいか」を
考えてみてください。
制作経験を、目的を聞く・設計する・進め方を考える仕事へどうつなげるか。
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