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BtoBサイトで誰に伝える?利用者と決裁者を分けて考える情報設計
BtoBサイトでは、実際に使う人、候補を探す人、導入を承認する人が違う場合があります。
一人の担当者に伝わる説明だけで十分かを確認し、判断に関わる人ごとの疑問を整理します。
機能は詳しく載っているのに、商談では同じ確認が続く。
そんな場合、サイトを見た担当者が、社内へ説明するための情報を探している可能性があります。
「使いやすい」だけでは足りない場面
架空の業務ツールを例にすると、
現場は操作方法、管理者は権限管理、導入責任者は運用体制を知りたいかもしれません。
これはあくまで確認の候補です。実際の導入手順を担当者に聞きます。
| 判断に関わる役割 | 確認したいことの例 | 情報の候補 |
|---|---|---|
| 利用する人 | 日々の作業がどう変わるか | 利用場面、操作の説明 |
| 管理する人 | 誰が管理し、困ったらどうするか | 管理機能、サポート範囲 |
| 承認する人 | 導入条件が事業に合うか | 契約条件、導入までの流れ |
同じページに全部詰め込む必要はありません。
概要から必要な詳細へ進めるよう、情報のまとまりを作ります。
ヒアリングでは、購入までの流れを聞く
「最初に調べるのは誰ですか」「導入前に、ほかに誰が確認しますか」「いつも追加で求められる資料はありますか」と聞きましょう。
役職名より、判断の役割です。
小さな会社では一人が複数の役割を担うこともあります。
大企業なら必ず何部署も関わる、と固定せず、今回の顧客がどう進めるかを確認します。
デザイナーなら、利用場面と導入条件を別の見出しで整理できます。
コーダーなら、詳細へのリンクや資料ページへの遷移を確認できます。
何を探す人の導線かが分かると、制作の優先順位も話しやすくなります。
BtoCでも、同じ視点が使える
子ども向け教室では、利用する子どもと申し込む保護者が違います。
楽しい写真が体験を伝える一方、保護者には対象年齢、通う条件、運営体制なども必要です。
「法人は理屈、個人は感情」と分けると、実際の判断を見落とします。
誰が何を確かめるかを、一件ずつ整理しましょう。
よくある質問
決裁者向けページを必ず作るべきですか?
必須ではありません。
求める情報量と利用の流れに応じて、ページ内の区分、FAQ、別ページなどを選びます。
顧客の組織図まで必要ですか?
最初から詳しい組織図は不要です。
候補探し、利用確認、承認の流れと、それぞれの疑問を聞くところから始めます。
制作の前に確認できることは、まだあります。
提案や情報設計へ仕事を広げたい方は、無料動画セミナーで学ぶ順番をご確認ください。