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ソフトバンクでPMをして気づいた「仕事ができる人ほど、相手に期待しすぎなかった。」
若い頃の私は、こんなことをよく考えていました。
「言わなくても分かってくれるはず。」
「このくらいなら伝わっているだろう。」
「経験者だから大丈夫だろう。」
でも、その”はず”は何度も裏切られました。
締切を過ぎる。
認識がズレる。
完成したものが想像と違う。
そのたびに、「なぜ伝わらなかったんだろう。」
と相手に原因を求めていました。
でも20年以上IT業界で仕事をしてきて、
考え方が大きく変わりました。
本当に仕事ができる人ほど、
相手に期待しすぎていなかったのです。
人ではなく、仕組みに頼る
信頼していないという意味ではありません。
むしろ逆です。
相手を信頼しているからこそ、「勘違いが起きない仕組み」
を作っていました。
例えば、
・認識を文章で残す
・打ち合わせ後に議事録を共有する
・期限を明確にする
・途中で確認するタイミングを決める
こうした仕組みがあるから、お互いに安心して仕事ができます。
信頼は「任せっぱなし」では生まれない
PMとして多くのプロジェクトを経験してきましたが、
順調な案件ほど確認の機会が多くありました。
「ちゃんとやってくれるはず。」ではなく、
「困っていることはありませんか。」と声をかける。
「進捗はいかがですか。」と確認する。
これは相手を疑っているのではありません。
一緒に成功させるためのコミュニケーションです。
AI時代でも変わらないこと
AIは作業を効率化してくれます。
でも、「ここまでで認識は合っていますか。」
という確認は、人と人との間でしかできません。
AIが進化するほど、
人とのコミュニケーションは減るのではなく、
むしろ質が求められる時代になると思っています。
未経験の方へ
仕事を始めたばかりの頃は、「相手が分かってくれない。」
と思う場面があるかもしれません。
でも、一度だけ立ち止まって考えてみてください。
「自分は相手が理解できるように伝えられただろうか。」
この視点を持つだけで、仕事は大きく変わります。
期待することより、伝わる仕組みを作ること。
その積み重ねが、信頼関係につながっていきます。
最後に
20年以上IT業界で仕事をしてきて感じることがあります。
仕事は「良い人」と進めるより、
「認識を合わせられる人」と進める方がうまくいきます。
だから私は、相手に期待する前に、
期待が伝わる仕組みを作ることを大切にしています。
それが、長く良い関係を築く一番の近道だと思っています。
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